2018911()

■胆振東部地震

 

96日(木)未明、登別市内も大きな揺れに見舞われました。同時に停電となり、情報がほとんど不明のまま朝を迎えました。

私は東日本大震災の際、福島県いわき市の総合病院におりましたが、その際の経験もあり、即、往診に回っている患者さんのお宅に予定を早めて回り、同日夕には市内各所に避難所が開設されたとの情報が入り、緊急に不足の薬剤の補充や、具合の悪い方の対応に回り歩きました。

登別婦人センターに開設された避難所には、場所柄、遠方~海外からの旅行者の方がおられ、投薬が不足する方もおられたため、地元の病院に連絡を取り、投薬内容を確認の上補充するなどのこともありましたが、その他大きな混乱もなく、5名の方の処方をし、近隣の薬局との連携もスムーズにいきました。

幸い、登別市内に関しては、97日(金)中にはほぼ停電も解消されたため、市内各診療所や病院、薬局も完全に閉鎖することなく、避難所は順次縮小~終了へ向かったため、968日(土)の3日間のみの対応で事なきを得ました。

震源に近い厚真町などでは、土砂崩れのため、多数の方がお亡くなりになりました。

ご冥福をお祈りいたします。




2018830()

■研修医「地域医療研修」の受け入れ

 

今年で3年目になりますが、千葉県の済生会習志野病院から、2年目の研修医の方々が、「地域医療研修」ということで、2週間ずつ登別に来られています。

地域医療研修、というのは、ちょっと不思議な感じもする制度で、医学部卒業後2年間の研修医生活で、1か月間、「地域医療」というものを学ばないといけない、と、厚生労働省が決めていますが、どこの病院でも、「地域医療」とは何をさせればいいのか、悩んでいます。それで、都会の病院では、こうして北海道(など、まあ「地域」)の病院に、何か勉強して来い、と送り込むわけです。

実際には、登別市内、三愛病院さんの方で2週間受け入れて、その間の2日間、下請けの形で、当院に来てもらっています。私のところでは、地方の訪問診療や訪問看護、その他、私のやっている学校医や、拘置所の嘱託医、等々、付いて回ってもらえる範囲で色々見てもらいながら、地方の医療の実態や問題点、地方の医者の生活の実際、様々議論を交わしています。

こうして、年に4人ずつ、ですが、若い都会のお医者さんと触れ合う機会は、老いていく私にとっても貴重なもので、若返るというものです。

★研修2年目の清水先生。往診先の室蘭の岬にて。イケメンだよねえ。




2018621()

■アーニス医療相談会を開催致しました。。

 しばらく身辺ばたばたしており、すっかりホームページの更新を怠っておりましたが、幌別アーニスの「医療相談会」は、2ヶ月毎、継続して行っています。4月は、地域包括支援センターあおいの鎌田沙緒里さんから、「地域包括センターをご存知ですか?」、6月は若草ファミリークリニックの上野暢一先生から「禁煙のすすめ」、のタイトルでお話しして頂きました。禁煙、は、聞きたくない!という方も多かったか、少し足を止めてはみても、逃げるように立ち去る方を多く見かけたような気がします・・・。

 次回は、8月お盆開けてから、818日(土)1100~、4月に千歳町に新しく開所した特別養護老人ホーム「ニナルカの里」のご紹介をお願いしています。
























2018621()

■日高で開催された医療・栄養講習会に参加してきました。

201866日(水)、新ひだか町立静内病院管理栄養士の長原冴子さんからのご依頼で、「医療・栄養講演会」に参加してきました。皆川は、日高は初めてで、車で一人で行きましたが、あらためて北海道は広い!と実感。登別から苫小牧までは高速道路でしたが、そのあとは草原と海岸の間、次第に馬や牛が点々と現れては霧の中に消えていく。久しぶりにのんびりとドライブを満喫しました。講演会は、市立室蘭総合病院の管理栄養士だった川畑盟子さんの、「地域へつなげる多職種栄養ケア」に続いて、私は、求めに応じて「在宅における医療と食事」というタイトルでお話しさせて頂きました。新ひだかでは、訪問診療はまだそんなに行われてはいないようで、前半は、在宅訪問診療の実際のお話しに力点を置きつつ、在宅での経口摂食で注意する点などをご紹介しました。嚥下造影の検査ビデオなども見て頂き、口の中に入った食べ物がどんな風に飲み込まれていくのか、もご説明しました。会場には、栄養士さんを中心に、一般市民の方も多数お越しくださっていて、特に検査ビデオなど初めてご覧になる方も多かったようで、関心を持って頂けたようです。

日高、素敵なところでした。またお呼びください!



















2018621()

■旭川医大生さんからインタビューにお答えしました。

2018523日、旭川医大の医学生さんたちが、「インタビュー」に来ました!

旭川医大では、2年生の時に『早期体験実習』という講義を開講しているのだと。彼らからの案内によれば、「この講義では、北海道内の全域に学生を派遣し、

その地域の医療の実態や問題を把握し、後日、報告会としてプレゼン形式で発表するということを行っております。

そして今回、我々のグループは、西胆振地区を担当することとなりました。そこで西胆振地区の医療問題を調査した結果、『在宅医療体制が、まだ不十分なのではないか?』という仮説を立てました。・・・」

ということで、西胆振地域で訪問診療を行っている当院に白羽の矢が立ったようです。約1時間ほどの短い時間、インタビュー形式のみで、十分に訪問診療の実情を理解してもらえたかどうかわかりませんが、

医学生さんの中でも訪問診療に興味と理解を持って下さる方がどんどん増えてくれるといいな、と思った次第。それにしても、最近の医学教育は色々面白いことやってます。




















2018212()

■登別地区、少年野球チームの「野球肘検診」を行いました。

 

昨年度から始めた、少年野球チームの野球肘検診の第2回を、富岸小学校体育館で行いました。

野球肘、の問題/対策は、年々広がりを見せていて、全国各所で検診が開かれるようになってきています。一つには、「野球」、それも、特に投手・捕手の投球過多が、少年の肘・肩にとってはかなり過酷な負担だ、ということが明らかになってきている背景があり、これは他のスポーツとはやや違った問題だ、ということです。高校野球でタイブレーク制が導入されることになったのも、こうした流れを受けてのことです。

スポーツは、「過酷」な側面も併せ持つものではありますが、小中学生のうちから肘肩を壊してしまうと、そのまま成人にまで引き続いて、関節の変形や痛みが残り、スポーツどころか日常生活にまで影響を及ぼす場合もあります。楽しくスポーツを続けるために、検診を続けていければと思います。

今年は、室蘭医師会の後援も頂くことができ、室蘭の神島整形外科、神島先生も、超音波検査検診を担当してくださいました。伊達聖ヶ丘病院からも、リハビリスタッフが見学・お手伝いに来てくれ、市立室蘭看護専門学院の学生さんもお手伝いに来てくれました。来年は、伊達~西胆振でも検診が広がっていきそうです。

また、昨年同様、工学院から柔道整復師の冨永先生・吉野先生、登別市教育委員会から、野球大好きな田中さん、元三愛病院エースの長さん、も集まって下さり、超音波検診だけでなく、筋力などの測定や、ストレッチ運動の指導、ピッチングフォームについての講習、など、幅広いプログラムで開催できたと思います。

皆さん、ご協力ありがとうございました。来年以降もよろしくお願いします!





 





















2017926(火)

■第12回 登別アーニス、医療講習会・相談会を行いました。

 

  201799日(土)は、多田薬局本店を仕切っておられます、多田裕一郎先生を講師にお招きし、「薬局の新しい形/『健康サポート薬局』について」、というテーマでお話し頂きました。

近年、「医療と介護の連携」や、「地域包括ケアシステム」、などということが新聞紙上等でも盛んに取り上げられます。病気の方、障害のある方、あるいは、高齢の方、が、その地域の中で、特に、在宅で暮らしていくことをサポートするために、病院診療所をはじめ、薬局や介護施設等が、すべて情報の面でも連携をして、総合的に地域住民をサポートできるようなシステムを組んでいこう、という流れです。

この中で、薬局は、ある意味で「医療」のキーパーソンの一つになります。自宅にいて具合が悪くなった時、私は医者ですので、往診することはできますが、薬がなければ処方箋を書いても患者さんは薬が飲めません。内科診療においては、「くすり」は肝なのです。

健康サポート薬局の一番大きなポイントは、24時間365日、薬を出してくれる、ということだろうと思います。我々往診クリニックが24時間対応したとしても、薬を出してくれる薬局との連携がなければ、在宅での診療は中途半端なものになります。

しかし、残念ながら、現時点で、登別室蘭地区で、「健康サポート薬局」として、対応できる薬局はまだないそうです。多田薬局をはじめ、いくつかの薬局では、「近日中」に、体制を整えて、健康サポート薬局としての役割を果たしていくことを目指すとのこと、大いに期待して待ちたいと思います。

 
































これで、アーニス医療相談会・講習会も、丸2年、12回を終了し、次回から3年目に突入します。みながわ往診クリニックは、継続して3年目もこの医療相談会に関わっていきます。新たな顔ぶれをお誘い中ですので、またいっそうの市民の方のご参加をお待ちしています。

次回は、1118日(土)1100~の予定です。





2017711(火)

登別アーニス、医療講習会・相談会を行いました。

 

 201778日(土)は、若草ファミリークリニック院長先生代行としての上野 暢一先生を講師にお招きし、

「知ってました?眠れなくなる仕組みとその対処法」をテーマに講演をし、その後相談会を行いました。

 

今後も2ヶ月に1度開催してまいりますので、皆様のご参加をお待ちしております。

 

 





























2017年6月8日(木)
■ 次回登別アーニス、医療講習・相談会のお知らせ

2か月に1度開催しております、登別アーニス医療講習・相談会ですが
次回は7月8日(土)11:00から、アーニス1階中央フリースペースにて
若草ファミリークリニックから上野 暢一先生(院長代行)をお招きいたしまして
「知ってました?眠れなくなる仕組みとその対処法」の題材で講習会を開催します。
「不眠症」で、お薬をたくさん飲んでいる方も多いのではないでしょうか。
できればお薬は少ないに越したことはありません。
まずは、なぜ眠れないのか、その仕組みを知り、色々な対処法を考えてみましょう。

参加は無料で、事前の予約等も必要ございません。
皆様の参加をお待ちしております。


2017年5月15日(月)
■ 登別アーニス、医療講習会・相談会を行いました。


2017年5月13日(土)は、登別訪問看護ステーション(しんた21内)の南 のぞみさんを講師にお招きし、
「訪問看護師に関するQ&A ~訪問看護師は何をする人???~」をテーマにお話し頂きました。
南さんからは、「どんなお具合の方のところに訪問看護に伺うのか」を中心に、
料金がどのくらいかかるのか、週に何回くらい伺えるのか、等々、具体的なお話しをたくさんして頂きました。






































私(皆川)のやっている「訪問診療」と、「訪問看護」は、それこそ、ほぼ同業者、戦友のような存在です。
医者も看護師も、もとはと言えば、病院で仕事を覚え、その後、「在宅」という現場が好きな人間がこうして「訪問診療」「訪問看護」の道を選んでいます。
昨今では、在宅医療が「お国の方針」のように受け止められることも多く、それはそれでいい面もあるかとは思いますが、
我々現場の人間としては、色々な生き方、生活の仕方があってよい。自宅で生活することの方が不安が大きくて、入院を続けていることの方が幸福だ、と感じる方はそれでも良いと思います。
あくまで、『自宅で過ごしたい』、入院していて『自宅に帰りたい』と思う方は、南さんでも私でも、気楽にご相談いただければ、と思います。
終了後は、こちらもいつものように個別の相談会に移りましたが、少数ながら、かなり具体的にお悩みの方から、南さん、皆川とも、長いご相談を頂きました。
今後も2ヶ月に1度開催してまいりますので、皆様のご参加をお待ちしております。
次回は、7月8日(土)11:00から、若草ファミリークリニックの上野先生をお招きして、お話し頂きます。





2017年4月13日(木)
■ 登別アーニス、医療講習会・相談会を行いました。

 2017年3月18日(土)は、登別すずらん病院理学療法士の西山 卓哉さん、森 一馬さんを講師にお招きし、
「転ばない体をつくろう」をテーマに講演をし、その後相談会を行いました。

前回で2年目に突入したアーニスでの医療相談会も軌道に乗り、
多数の方々にご参加いただきました。ありがとうございました。
今後も2ヶ月に1度開催してまいりますので、皆様のご参加をお待ちしております。






































2017年3月23日(木)
■ 漢方相談外来を開きます

 2017年4月より、月曜午後(13:00~16:30)のみ、漢方相談外来を開きます。
 漢方薬/東洋医学に興味をお持ちの方は、是非一度ご相談にお越しください。
 なお、予約のみの受付となりますので、事前にお電話で、0143‐83‐5962までご連絡をお願い致します。



左から、経絡人形/傷寒論解説/高麗人参


2017年1月14日(土)
■ 登別アーニス、医療講習会・相談会を行いました。

 アーニスでの医療相談会も、2年目に入りました。1月14日(土)には、皆川担当で、
「風邪と漢方~自分で身を守るために」という小講演を行ったあとに、相談会を行いました。


↑漢方薬を煎じる土瓶です

室蘭登別地域では、漢方薬の処方はあまり一般的ではないようで、市民の方向けの漢方薬の講習などもあまりなく、
今回は、興味をお持ちの方が30人近くもお集まり下さり、そのあとも3人の方が残って相談に来て下さりました。
 当日は、
「当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)」
というお薬を、皆川の方で煎じて、少量ずつ味わって頂きました。
このお薬は、体を温め熱をつくるのを手助けして、手足など末梢を温めるとともに、体の内部にもはたらき、
冷えによる諸症状を改善する効果がある、とされます。寒い時期、特に女性の方は冷えに苦しんでいる方が多いと思います。
漢方薬は、現代的な病名にそのままマッチするとは限らず、このように、「冷え」に対して「温め」たり、「のぼせ」に対して「おろし」たり、
といった考え方が基礎にあります。「風邪」に対しても同様で、「風邪」という病名そのものよりも、その際にどのような症状が主に現れるか、に応じて、
また、その方の体質・体調に応じて、何種類もの漢方薬が使われます。
「風邪」には、西洋薬の「特効薬」は実はありません。それぞれの方に合った漢方薬を見つけて常備しておいて、
ひき始めのごく初期の段階から飲むことができれば、最も効果的と言えるかもしれません。

昔ながらの漢方薬は、それぞれの「生薬(しょうやく)」を、医師の処方通り薬局で調合してもらい、
患者さんはそのまま持ち帰って、自宅で土瓶で煎じて、お茶のようにして飲みます。こうした調合をして下さるのは、近隣では多田薬局さんだけで、
この日の「当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)」も、多田薬局さんに無理を言って作って頂きました。ありがとうございました。
ほんの少量ずつでしたが、「足がぽかぽかする」など、ご好評いただきました。

今後も、機会を見つけて、漢方についての講習会も行っていきたいと思います。


2016年11月23日(水)、2016年12月11日(日)

 11月23日(水)と、12月11日(日)の2回にわけて、登別市内の小学校の軟式野球チームの、「野球肘検診」を行いました。
登別では初めて、ということで、室蘭民報さんでもだいぶ大きく取り上げて頂いて、恐縮至極なのですが、全国的には次第に広がっている動きで、
北海道としても、北海道大学整形外科を中心に、札幌ドームで、全道の少年を集めて検診を行ってくれています。
と言っても札幌だけで全道をカバーすることも難しいわけで、各地域でなるべく核を作っていくことも重要です。
私自身、整形外科専門というわけではないのですが、リハビリテーションの現場に携わってきた経験はありますし、何よりスポーツと、スポーツを愛する子供たちが大好きです。
まだまだ微力ですが、5年、10年、と継続していきながら、自分自身も経験を積んで、信頼して頂ける形を作っていければと思います。
私も、これを機に、これから「スポーツドクター」の講習会などにも参加して、専門資格をとるべく、努力していこうと考えております。

幸い、登別市には、柔道整復師を養成する「日本工学院」があり、その講師である柔道整復師2名(冨永先生/吉野先生)のご協力を頂くことができました。
同時に、工学院の学生さんにも手伝ってもらいました。今後、学生さんたちにも、この地域で子供たちのスポーツ障害に取り組むという道がある、ということを知ってもらい、
地域に残って活躍していってくれることを切に願います。
また、市の教育委員会の田中さん、地元で野球をやる人なら知らぬ人のない剛腕の長さん、にもご協力頂きました。
来年以降も、このメンバーを基礎にして継続していきたいと思います。
その他、ご協力いただける方、我こそは、という方は、是非当院(みながわ往診クリニック TEL 0143-83-5962)までご連絡下さい。

 なお、登別では、今回が初めての「野球肘検診」ですが、室蘭市では、昨年からすでに神島整形外科の神島先生が取り組んでおられます。
室蘭・伊達・苫小牧、と、連携を深めて行ければと思います。


2016年11月10日(木)、2016年11月17日(木)
■「第2回 登別まちゼミ」に参加しました

     昨年第1回が開かれた、登別まちゼミ。
  今年は幌別から鷲別地区にまで地域が広がったので、昨年のアーニスから、クリニックお隣の登別イオンに場所を移して、今年も参加しました。
  皆川の方は、昨年と同様、力を入れている「窒息対応」の講習を。妻は、親子連れの方対象で、音楽療法を行いました。


2016年11月1日(火)
■告知 「第2回 登別まちゼミ」に参加します

     まちゼミは、全国各市町村で次々に行われつつあるもので登別でも去年から開催されるようになりました。
  それぞれの街のお店の人が講師となって、専門店ならではの専門的知識や情報、コツを無料でお教えする、という趣旨のものです。
みながわ往診クリニックでは、
・11月10日(木)10:30~11:30 『おとあそびの会』 
    定員:10組(親子優先) 講師:皆川 宏子 
・11月17日(木) 10:30~11:30 『窒息の際の対応』 
    定員:20名        講師:皆川 夏樹

  の2回、講習を登別イオンコミュニティースペースにて開催予定です。
  お問い合わせ、ご予約はみながわ往診クリニック(TEL 0143-85-5962)までお気軽にご連絡ください。
  皆様のご参加お待ちしております。

2016年8月6日(土)
■第6回 幌別アーニス医療相談会を行いました。

 今回は、移転問題に揺れるJCHO登別病院から、医療ソーシャルワーカーの佐藤安行さんから、「医療福祉相談員の悩み事~退院・転院支援って難しいなあ~」という内容でお話し頂きました。
 現在、日本の病院は、「一般病床」「精神科病床」「回復期リハビリテーション病床」「療養病床」など、様々に分類され、それぞれに、「在院期間」というのが定められています。在院期間を超えても入院を続ける方が多くいると、病院の収益が下がる仕組みにもなっています。
 佐藤さんたち相談員の仕事は、入院患者を、適切に自宅へ退院させる方向に導いたり、あるいは、他の、もっと状態に合った病院への転院を勧めたり、ということが求められています。本来、「患者さんにとって最も適した生活の場を考える」ことが重要なお仕事なのですが、ともすれば、病院の収益との関係から最善を行うことが難しい場合もあり、ジレンマに満ちた仕事でもあります。・・・そうした苦悩についてもお話が伺えました。
 私共、在宅訪問診療を行っている医者にとっては、佐藤さんのような病院の医療ソーシャルワーカーは、身近な存在です。病院から自宅へ帰りたい、という患者さんがおられれば、直接話し合いに出向くこともありますし、あるいはまた、ご家族との間を取り持っていただくこともあります。
 入院中の御身内の方がおられる皆さん、早いうちから、これからの生活をどうしたいのか、ソーシャルワーカーに気軽にご相談してください。



 ・・・・・・さて、2ヶ月に一度開催してきました、「幌別アーニス医療相談会」も、ひとまず1年を経過して、予定の6施設の講習会が終了しました。
 来年度以降、継続するのかしないのか、あるいは、どのような形で継続するのか、これから話し合いです。
 みながわ往診クリニックとしては、体勢を立て直して継続したいところですが、・・・少し時間を頂いて、また今後のご案内を掲載したい、と思います。乞うご期待!!・・・・・・