いわき食介護研究会第11クール‐、 4月22日(水) 研修会 (於ラトブ6階会議室)- ◎ ビデオ研修(基礎編)「嚥下障害ビデオシリーズE『嚥下食』」
・ 今回は、聖隷三方ヶ原病院での嚥下食紹介です。 ・ このビデオができてからはや10年を超え、トロミ剤を中心に、いわゆる「介護食」の分野では、介護保険の進展に伴って、多くの新製品・新商品が開発され、使い勝手はどんどんよくなっています。しかしあらためてこのビデオを見てみても、その基本をいかに大切にしなければならないか、を教えられます。 ・ 中心になっているのは、やはり「ゼリー」の使い方。かぼちゃゼリー、そうめん寄席、うなぎの蒲焼、などの嚥下食の実際の作り方を丁寧に説明してくれています。「だし汁に対して1.6%のゼリー」というように、デリケートな使い方を指導してくれます。 ・ 退院前には、看護師さんが患者さん・ご家族と一緒に近くのスーパーに行って、市販のゼリーやヨーグルトを見ながら、その成分なども説明して、家庭での食事の注意について説明をしています。食事については、こうした家族への細かい指導もとても重要です。 ・ 「嚥下食成功の5つのポイント」を転記しておきます。 @ よい栄養状態を保つように心がける。 A 品質管理に注意する。 B 保存することが大切。 C 市販品を上手に使う。 D 食べることを楽しもう。 ◎ テーマ研修「太極拳ゆったり体操」(松崎裕美氏/喜多方市市民部高齢福祉課 太極拳のまち推進係係長) ・ 色々な形で、高齢者のための「体操」や「運動」が勧められていますが、高齢者のww.city.kitakata転倒予防に、はっきりと医学的な効果が確認されているのは、器械をつかった「パワーリハビリテーション」と、この太極拳だけだ、ということは、リハビリテーションの分野では以前から言われていたことです。喜多方市は、この太極拳をとり入れた「太極拳ゆったり体操」を開発して、高齢者の介護予防教室等で使用してその効果を確認し、「太極拳のまち」を宣言しました。 ・ 今回は、実技を中心に、ということでお願いして、松崎先生に、1時間の講習のうち半分以上を使って、参加者全員で実際のゆったり体操を体験しました。 ・ 体操は、椅子に座って行うバージョンと、立って行うバージョン、さらにダイジェストバージョン等何種類もあるそうです。立って行うには少しふらつきがあったり、という方もおられますので、座って行うバージョンはとても安全だな、と感じました。安全だけれども、普段使わない動きを行うことは結構疲れますし、なかなかきれいな姿勢が取れないことを実感します。松崎先生の姿勢は、初めてやる我々参加者と比べて格段に美しく見えました。 ・ 太極拳は、筋力強化の要素もありますが、むしろバランス・平衡感覚の強化に役立つと言われます。このゆったり体操は、高齢者のために安全にも配慮してよく考えられていて、実際に事故はこれまでにはないそうです。介護施設などでいっせいに行ったり、あるいは高齢者だけではなく、若い方でもデスクワークの合間に、と行えると良いな、と感じました。 ・ 宣伝をいくつか。 @喜多方市ホームページもご参照ください:http://www.city.kitakata.fukushima.jp/ A「太極拳ゆったり体操」のDVDがあります。申し込み問い合わせは、 【株式会社いわきテレワークセンター販売管理部(いわき市平小太郎町3−9/電話0246−35−1635)】です。定価は2,100円(消費税込み)。 B6月6日(土)9:30〜17:00に、「第6回太極拳フェスティバル」が喜多方市の喜多方プラザで開かれます(詳しくはホームページで)。
◎ サブテーマ研修「新しい病院システムについて」(皆川) ・ 自分の仕事の「宣伝」のようなことです。申し訳ありません。 ・ 4月1日から、皆川は、いわき市立総合磐城共立病院に着任しました。仕事の中心になるのは、『回復期リハビリテーション病棟の開設』ということになります。 ・ これまでの3年間は、市内の開業医のところで在宅訪問診療を専門にやっていたので、なかなか病院の勘がもどりませんが、これからは、病院の中の役割として、今まで共立病院としては空白になっていた 脳梗塞急性期+回復期リハビリテーション+在宅訪問診療 の広い分野に渡って担当することになります。その中心は、全く新しい病棟として開設する回復期リハビリテーション病棟です。 ・ 回復期リハビリテーション病棟は、主として脳卒中後遺症の方や、整形外科疾患等、ある程度長期に渡ってリハビリテーションを必要とする患者さんを受け入れて、リハビリテーションに専念するための病棟です。これまでいわき市内ではかしま病院にしかなく、共立病院などでは、急性期の1−2週間、手術や点滴等の加療が済むと、かしま病院等に紹介をしていましたが、かしま病院単独ではいわき市の人口からすると圧倒的に少ないと言われていました。これからは、もちろんかしま病院とも連携をとりながら、脳卒中のなるべく早期、1〜3日目からリハビリテーションを積極的に行える体制をとって、多くの患者さんが自宅へ安心して帰れるような態勢を作っていきたいと思います。
(文責:皆川夏樹) ※当ホームページの「研修会予定」では、会場が「生涯学習プラザ」となっていたようで、ご迷惑をおかけいたしました。今年度の月例研修会は、以降は全てラトブ6階です。 ※4月23日は、市川先生のご命日、一周忌になります。一年、はやいものです。市川先生がお亡くなりになってから、一生懸命あとを引き継いできたつもりですが、とても先生のパワーには追いつけません・・・

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